Genki Group Award 2022

感動介護大賞

安心安全な生活の提供だけでなく、ご利用者一人ひとりを深く理解し、
その人らしい「生きがい」を感じられる豊かな生活を届け、期待を超えたサービスを提供する
今年最も感動介護を実現された164名のうち、
Rookie of the year8名、Leader of the year2名、感動介護賞6名、感動介護大賞1名が受賞されました！

安心安全な生活の提供だけでなく、ご利用者一人ひとりを深く理解し、その人らしい「生きがい」を感じられる豊かな生活を届け、期待を超えたサービスを提供する
今年最も感動介護を実現された164名のうち、 Rookie of the year8名、Leader of the year2名、感動介護賞6名、感動介護大賞1名が受賞されました！

スタッフ部門

深く理解し寄り添うこと

かしわ翔裕園 T.Yさん

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感動介護大賞

2022年度「感動介護」賞

今回推薦させて頂くSさんは、全盲と言うハンディを物ともせずシルバーカーで歩き180ｇの白米をあっという間に召し上がっていた100歳のH様とのエピソードです。H様は６月に入り「食べれん」と言う事が増え中旬になると食事を摂る事が出来なくなることが２週間続きました。主治医からも老衰であると診断、ご家族を含め看取りに向けての方針を決定しました。そんなある日「Hさんがおにぎり食べる」と言ってると彼女から報告を受けました。この件を看護師に相談すると医療的に考えて難しいとのこと、その主旨を彼女に伝えると「でも100歳のHさんが二度と食べたいて気持ちを言わないかもしれないんだから今言ってる事を実現させてあげたい」と想いをぶつけてきました。すぐさま主治医やご家族に連絡し承諾を得ました。次の日の朝小さな塩おむすびを作りH様が「うまいな。もう少し塩が欲しい」と言ってペロリと食べて下さいました。その日を境にH様は回復され今は毎食ほぼ全部食べて下さいます。今では往診医と看取りじゃなくてただの夏バテだったのかな？と笑い話が出来るくらい体力も回復してきております。この回復劇は常にお客様の些細な変化に気が付き考え真剣にケアを行う彼女だから出来たエピソードです。H様の次の願いは「風呂につかりいい湯だな～を歌う事」だと彼女が教えて下さいました。彼女はいつも他の職員が知らないこと、お客様の変化や声を教えて下さいます。常にお客様に寄り添っている彼女だからこそだと思います。お客様の想いや願いを叶える為に自分の時間を惜しまず、全力を注いでケアにあたって下さる感動介護の実践者としてこの度推薦をさせて頂きました。

目標を持つこと

ところざわ翔裕館Ⅰ号館 M.Hさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

いつも明るいこと

横濱かなざわ翔裕園 K.Kさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

「よし、決めた！」
笑顔で突然放たれた言葉は、職員を幸せにする言葉となった。
時は遡り、令和3年8月、当施設はオープンを迎え軌道に乗り始めた頃、第5波のコロナが当施設を襲う。面会中止となり、ご入居者は不安や心配を募らせるばかり。特に夫婦で入居されたＯ様の旦那様は毎日帰宅願望が聞かれ、「私は捨てられたんだ」「帰りたいよ」「死にたい」と悲観的な言葉を口にされる日々。悲観的な言葉は昼夜、奥様を苦しめていた。居室に生活感を出してみたり、日課だった新聞を用意するが、状況は変わらず。
そんな時、Kさんの一言で状況は一転「単純な事なんですが、入居者がここに居たいと思える様に、毎日を笑顔で楽しく関わりを持つ様にしてみませんか？」この言葉がきっかけになり、その日から職員の意識は変わり、出勤すると申し送りノートやPCを確認する前にご入居者へ元気に笑顔で挨拶する様になり、入浴時は扉の外から楽しそうな歌声が聞かれ始める様になった。Kさんはそれだけでなく、ご入居者に手品を見せたり、ご自身の奥様の話をしたりとご入居者に笑顔になって貰おうと動き、それに感化された他の職員も負けじと動くようになり、気づけばいつの間にか職員皆が笑顔で入居者と関わりを持っている状況が生まれていた。そんな日が続いたある日、旦那様が突然「よし、決めた！俺はここに居る事にした。娘にもそう言ってくれ。楽しくて毎日幸せだ」と言葉を放たれ、その言葉を聞いた職員は喜び、奥様は泣いて喜ばれた。
このエピソードから分かる様にK職員は常に明るく前向きで、当施設の太陽のような存在です。そんなKさんをこのエピソードと共に推薦させて頂きます。

生きがいを叶えること

鎌ヶ谷翔裕園 M.Oさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

「大正琴倶楽部」の創設
Oさんが自身の趣味でおこなっている大正琴をお客様に喜んで頂けないかと、デイサービスで披露をすることになりました。
すると今度はお客様から「私もやってみたい」の声が上がり、大正琴教室がデイサービスの選択プログラムに加わりました。
ここからがOさんとご利用者の壮快かつ感動的な物語の始まりとなりました。
教室が始まった頃は指を動かすのもままならないご様子でしたが、優しさの中に厳しさもある指導で練習を重ね、1曲、2曲と弾けるようになっていきました。（ここだけの話、結構スパルタです。）それでも、お客様は挫けることなく練習に着いてきてくれました。
上達するうちに皆様のモチベーションが段々と上がり、発表の場を設けることになりました。
緊張がありつつも、練習の成果を披露して味わった達成感は感動の一幕でした。
そして施設内での発表を続けていくうちに、今度は「施設を飛び出し他の施設へ演奏を披露しに行こう！」ということで、また新たな目標に向け練習を始めました。
そして、デイサービスのご利用時間内に、法人内の施設はもちろん近隣の他法人の施設にまでお邪魔して演奏をするまでになりました。
こうして、恐らく日本で、いや世界で初めてであろうお客様による施設慰問を成し遂げる事ができたのです。この取り組みでご利用者の可能性の実現と生きがいの創出を達成することができたOさんですが、本人は至って特別なことをしたとは思っていません。今もこれからも先生と生徒の様な固い絆で大正琴の練習を続けていくことでしょう。そんな姿を感動介護にふさわしいと思い、ここに推薦いたします。

深く理解し寄り添うこと

ふなばし翔裕園 M.Sさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

私が推薦するのは介護課で勤務するSさんです。Sさんは、4年前長寿の里の新卒として入職してきました。学生時代から同級生と話すのが苦手という事もあり、入職後も大人しい性格は変わらず、この先お客様と楽しく生活していけるのか心配になるほどでした。そんなSさんもふなばし翔裕園にて沢山の先輩・後輩と接していく中で、徐々に、表情が豊かになっていき、日々、生き生きとお客様の為に何ができるかを心の中で模索し頑張っています。ある日、彼女が勤務するユニットの男性お客様が入院されました。入院後、その方は末期がんと診断を受け施設に戻るのが難しくなりました。ですが、ご家族は少しでも望みがあるのであれば、部屋はこのままにして欲しい…と。そんな思いを汲み取ったSさんは、すぐに行動にうつしました。スタッフに声を掛け、そのお客様が退院し元気に戻ってきてくれるようにとビデオムービーを作成しようと提案したのです。そこからの日々は、お客様の体調との戦いでした。皆の思いを乗せたビデオムービーはやっとの思いで完成。ですが、お客様は残念ながら亡くなってしまいました。暫くしてから、ご家族が施設に来苑されました。本来であれば、病気と闘っている時に渡すはずだったビデオムービー。ご本人に見て頂く事はできませんでしたが、ムービーを見たご家族は、「父はこんな事を話していたんですね」と泣かれてしまいました。そして、その姿を見たSさんも一緒に泣いてしまいました。普段は、大人しくて内向的な彼女ですが、職員クレドにある「深く理解し寄り添う事」を体現した彼女を尊敬すると共に感動介護賞に推薦致します。

言い訳をしないこと

こうのすタンポポ翔裕園 T.Iさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

I職員は私の無理難題に対し、「はい。喜んで」といつも一つ返事で、物事を前向きに捉える職員です。採用後の彼の仕事に対する思いや姿勢を見ていて、入職一年も経たないうちにユニットリーダーの打診を行いました。戸惑う表情を見せはしましたが「頑張ります」と引き受け現在に至ります。彼は「いつも明るいこと」「言い訳をしないこと」のクレドを常に体現している職員です。
ある日、彼から私に対し相談をしてきました。「自分が育った小学校でホタルを飼育して、入居者の皆様に見せてあげたいのですが、学校側に交渉してみてもいいでしょうか」といった内容。「やってみな」と指示を出しました。そして、ある日の夜に彼から連絡が入り、「ホタルの貸し出しの許可を学校に頂けました。ホタルの寿命を考えるとここ数日で行う必要があります」との事。「Iは明日対応できるか」と私から質問したところ「大丈夫です」との返答。翌日の朝礼で私の方からホタル観賞会を本日行うと各課に周知。２０時から会議室を真っ暗にし、そこでホタルの光を入居者と職員とで囲みました。ゆっくりと時間が流れ、どこか非現実的な空間を共有する事が出来ました。急遽決めたイベントでありましたが、多くの職員がホタル観賞会の為に残ってくれ、大変素敵な職員がこうのすタンポポに集まっていると感じさせて頂いた日でありましたし、そんな特別な日のきっかけを作ってくれたI職員に感謝。ホタル観賞会は職員一人一人が全てのポリシーを大切にした事。そして、この環境を作り出したI職員の「言い訳をしないこと」のクレドの体現が根幹にあると私自身は考え、I職員を感動介護のスタッフ部門で推薦致します。

仲間を思いやり、感謝すること

大田ナーシングホーム翔裕園 M.Hさん

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感動介護賞

2022年度「感動介護」賞

3階フロアにてコロナウィルス感染症によるクラスター施設となった際に出来事である。
一緒に働いていた仲間が、次々と感染し療養する事となった。
そんな中でクラスターが始まり終わるまで感染せず３階を守り続けた一人である。
利用者様の為はもちろんだが、3階の職員として責任感を持ち感染した仲間たちの気持ちを背負い戦い続けてくれた姿があった。全10名のフロア職員のうちで最初から最後まで感染しなかった2名のうちの一人である。今回、感染し療養された仲間も自分を責めてしまう方々が多く辛い気持ちであったと思います。療養期間が終わり仲間が復帰の日、復帰初日の職員達の表情は硬く誰もが復帰して大丈夫だろうかと不安な気持ちで出勤されていた。そこに・・・
出勤時必ず確認する職員の連絡ノートに記されたメッセージが…
「おかえりなさい！！」との文字が記されておりました。レッドゾーンで戦い続けた日々よりも辛い思いをした仲間の気持ちに寄り添った温かい言葉であった。
復帰した仲間の表情は笑顔に変わり、感染してしまったという後ろ向きな気持を受け入れてくれて救われた気持ちになったとの声があがったのだ。その後、直接仲間たちに会った際も同様に笑顔で「おかえりなさい」と声をかけていた姿は、自分よりも仲間を思いやり感謝している姿そのものに感じた。
また、利用者様の細やかな状態の変化や、業務についての情報伝達もしっかり綴られていた。
利用者様だけでなく、職員の精神面での支えとなる事は容易ではない。
このメッセージを残されたことで、見た側がどれだけ救われたか…計り知れません。
あなたの温かさに感謝！

リーダー部門

みさとの杜翔裕園

M.Sさん

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Leader of the year

2022年度「感動介護」賞

みさとの杜が様々な問題に直面した時の話です。昨年の夏ごろ現場職員が足りない状況に加え、施設として危機的問題に直面、同時に中核職員が次々に退職し、崩壊状態に陥った。当時、かむりの里の介護課長として勤務していたMさんに、片道80キロの距離、単身赴任は不可能との事情も分かっていましたが「みさとの杜が大変なことになっている。仲間たちの力になってほしい！ユニット型のみさとの杜に勤務した経験を貸してほしい！」と話したところ、二つ返事で「わかりました！」と気持ちよく返事をしてくれました。現状を詳しく話そうと思ったところ、「聞いておりました。こんな時だからこそ、当然、私が行かなければならないと思っていました。かむりも大変なことはわかっています。ですが、同じ法人ですので誰かがいかなければと思い、声がかからなければご相談しようと思っていました。恩返しだと思っています。」との発言に20年前に新卒時の採用面接のした時のことを思い出し、本当に頼もしくなったと思いました。自ら困難に立ち向かい、誰も触りたがらないであろう火中の栗を誰かが拾わなければならない、仲間の誰かに拾わせるくらいなら、私が拾いこれまで経験したことを仲間たちと今こそ発揮する時と、仲間を思う気持ちを行動にあらわしました。そのことを一年たった今でも、日々業務改善、営業を継続し、あきらめず日々意欲的に続け、今では仲間からまとめ役として信頼されている「みさとの杜副施設長の佐藤Mさん」に敬意を表し、管理職クレドの異動の即決、判断、困っている職員への全面的支援継続と兄貴役として日々現場に感動の生み続けている心に、リーダー部門推薦といたします。

かたた駅前翔裕館

T.Tさん

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Leader of the year

2022年度「感動介護」賞

ルーキー部門

目標を持つこと

台湾元気村介護社団法人管理部 C.Hさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

深く理解し寄り添うこと

足立翔裕園 N.Nさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

Nさんは今年度の新卒で入職した介護職員です。ご実家は新潟県の柏崎市。「お米はほんと美味しいですよ」とドヤ顔で微笑み、話してくれる期待の新人です。文学部で学び、介護未経験で入った職場はスタートから新型コロナ陽性のご利用者様がいるとても厳しい環境でしたが、逆境にめげず、厳しい環境下でも防護服とマスク越しでもわかる笑顔とご利用者のお話に理解をしようと向き合う姿勢、「ありがとうございます」と素直に言える心優しい彼女は一歩ずつ成長しています。お話を殆どしないKさん、毎日「おはようございます」「おやすみなさい」と声を掛けてもそっぽを向かれていた。何故、そっぽを向かれてしまうのか考えたそう。まず、Kさんはどこを見ているか観察した。同じ方向を見てみたがしかし視界に入っただけでは向いてくれないのでさらに考えた。目線を合わせて名前を呼び、身体に触れて「おはようございます」「おやすみなさい」とお声を掛けた。Kさんは目線を合わせて頷いてくれた。目線を合わせ身体に触れる事を意識して取り入れると「うん」と声を出したり、表情の変化も見られた。ご利用者一人ひとりを理解することの大切さを感じることができた瞬間であった。深く理解しようと向き合う彼女の姿勢に、あるご利用者様は「Nちゃんは今日はいないのか」とお話をされ「いませんよ」とお答えすると、とても深い溜息をつかれました。信頼関係を築いていると感じた瞬間でした。私たちは新しい風を吹き込んでくれると期待しています。いまは日々の業務を学びながら一生懸命、実践しています。今後、意見を出し合い、より良い環境を一緒に作っていきたいです。大いに期待しています。

いつも明るいこと

鎌ヶ谷翔裕園 Y.Sさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

Sさんが新卒として入職し、2年目を迎えました。デイサービスからユニットへの異動を経て、この春からショートステイで副主任として勤務しています。
彼女と面談をした際に「私は、どこの場所にいても必要とされる存在になりたい！」と決意表明をしてくれました。ショートステイに異動になった時もすぐに現場の状況把握に努め、お客様の対応を素早く理解してくれました。そんな姿に「頼もしいな。」と感じていましたが、そこには陰ながらの努力がありました。
彼女は、誰よりもお客様の情報シートに目を通し、お客様の生活歴から現在のADLまでを把握し、サービスを提供する事を常に心掛けていたのです。
また、新規で利用されるお客様の対応では、初めての利用で終始不安そうで、周りをキョロキョロと伺っていたお客様に対し、彼女は目線を合わせ優しく声をかけ、お客様の好きな事のお話をしたり、常に明るい表情で振る舞い寄り添っていました。すると、不安で落ち着かず暗い表情だったお客様が徐々に安堵され、その後も穏やかに宿泊することが出来ました。
どんな方に対してもお一人おひとりを深く理解し、その思いを汲み取りながら、持ち前の明るさと努力を惜しまない向き合い方は、周囲の職員の見本となり、配属先が変わっても見事な努力と責任感で、新卒２年目で副主任としてリーダー業務をこなす彼女を感動介護賞にふさわしいと思い推薦します。
余談ですが、先日もグループ全体朝礼の司会を臆することなく見事にやってのけ、終了後に管理職全員が拍手喝采したほどの期待の星です。

目配り・気配り・心配りをすること

かむりの里翔裕園 C.Hさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

今年の４月に入職して早３か月が経ちました。初めは声も小さく、右も左もわからない環境下で話すことが苦手と内気な所がありました。そのような状況で特に利用者Y様とのやりとりが印象に残っています。Y様は言葉を発することができないので、いつも何が言いたいのか理解できず悩んでいました。口の動きを見ながら「体の向きですか？どうしたらよいですか？」と問答を繰り替しやがてはY様は話すのを止めてしまいます。そこで諦めることなく、サマリ、ケース記録を読み返し、先輩の接し方を見て「体の向きですね？起きて食事にいきましょうか？」とY様の訴えに応えられるようになり、気持ちを引き出せる声掛けに変わってきました。さらに驚いたことにY様のフォーレ（膀胱留置カテーテル）部分をタオルでそっと隠す姿も見られるようになっていました。スタッフ会議でそのことを聞いてみると「Y様はフォーレ（膀胱留置カテーテル）のことを気にされていて他の人に見られたくないようです。」と他職員にも気にかけてほしいと提案しました。また、彼女は業務に入る前「〇〇さんおはようございます。昨夜は眠れましたか？」等と元気よくご利用者様に挨拶しています。選択肢ある声掛けをしています。どんなに忙しくても笑顔を忘れません。半空間無視のある方には大きい合図で動作を伝えます。このように、初めは心配していましたが、日に日に成長していてご利用者様からも「だいぶ慣れたね」との声が聞かれています。私たちも気づかされることもあり、わずか３か月ではありますが、新しい風を起こしてくれ、ご利用者様に安心感をもたらしてくれる彼女はとても頼もしい存在となっています。

いつも明るいこと

浦和みその翔裕館 N.Sさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

Sさんは昨年の４月に入職しました。あっという間に２年生です。入職してからの毎日は業務に追われて必死だったようです。
もともと落ち着いた雰囲気ですが表情に変化が見られない日々が続き、先輩職員の間で心配の声が上がっていました。
私が話をしても「大丈夫です。」との返事。施設長に相談し面接してもらっても「悩みはありません。大丈夫です！」でした。
声をかけながらサポートを続けました。Sさんの得意な事、好きな事はなんだろう？と考える日々が続いていたとき、敬老会の装飾、壁画作成でSさんの秘めた才能が開花しました！
体育会系の大学を卒業していたので体を動かす事ばかりをかんがえていましたが、美的センス？絵をかいたり、作成物の表現力がピカッ！と光っていました。
今ではデイサービスでのイベント時の装飾はSさんにお任せです。
「おー！すごいじゃん！よくできてるね。」の反響に「そうですか？」と冷静な反応ですが、任せられた仕事はしっかりと最後まで取り組んでいます。
現在はデイサービスのウエルカムボードも担当していて、毎月のイベントごとに絵の才能を発揮しています。
移動販売のとくし丸用のボードは、販売担当の方がとても気に入って写真に納めていました。
この取り組みを機に？かどうかはわかりませんが（笑）、デイフロアから元気なSさんの掛け声と笑い声が事務所まで聞こえるようになりクールなSさんが、元気で明るい坂モッティーになってきました。
これからもじゃんじゃん元気パワーをふりまいてもらいたいと思います。

いつも明るいこと

かわぐち翔裕園 A.Kさん

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Rookie of the year

2022年度「感動介護」賞

1年目から、元気いっぱいで何事にも前向きに取り組むKさん。素敵な笑顔で、利用者様と職員を元気に出来る素敵な職員です。
2年目に入っても、元気いっぱいの笑顔で何事にも前向きな姿勢は変わりません。出来る事も増え、後輩も入り先輩としての自覚も目覚め、頼りになる存在に成長しました。
Kさんの一日を観察してみると、朝は元気よくタイムカードのカメラに決めポーズで笑顔で写真を取り事務所に笑顔を与える事から始まります。
ユニットに入ると利用者様一人一人に笑顔で挨拶をし、あっという間に明るい雰囲気を作り上げます。
コミュニケーションが取りずらいと言われている方に対しても、Kさんのいる日は穏やかで落ち着いている事が多いのは元気いっぱいで親切な対応が入居者様に通じている結果なのだと思います。
最後にある入居者様とKさんのエピソードを書かせて頂きます。入職当時より、「Aちゃん、Aちゃん」とKさんの事を可愛がっていたＴ様。大好きなコーラを「あーうまい」といつもおいしそうに召し上がられていました。そんなT様ですが、今年の3月に体調を崩され食事をあまり召し上がれなくなりベットに横になる時間が多くなってきました。そんな中でもKさんは、T様が起きている際は元気いっぱいの笑顔で話しかけ安心感を与え続けました。
いよいよ、水分もほとんど召し上がれなくなったT様にKさんは大好きなコーラをガーゼに湿らせて召し上がってもらっていました。
数日後、Kさんの出勤の日にT様はお亡くなりになりました。その際も、ご家族に一生懸命に話をする姿がありました。私はそんなKさんを本当に尊敬できる介護士だと思います。

生きがいを叶えること

千里山翔裕館 Y.Kさん

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Rookie of the year

感動介護大賞

スタッフ部門

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

リーダー部門

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

ルーキー部門

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

2022年度「感動介護」賞

永年勤続表彰