グループ全体で規模は5,000人にも上りますが、共通の思いや取り組み、研修制度などがベースにあったうえで、各施設・各ブロックにおいてさまざまな活動をしつつ、挑戦したいことは各施設の施設長や管理者が後押ししています。
2019年から始動させる「新人事制度」も寄与してくれると思っています。これは年齢や経験年数ではなく、実力に応じた給与制度を意識し、キャリアアップについても役職を問わず各職種ごとに技術・職務内容/範囲によるキャリアアップを実現できるよう制度を設計しなおすもの。時代の変化に応じた仕組みづくりを、今後も実現していきます。


利用者にとって良いことは何なのか?
相手への深い共感や理解はGenkiグループが掲げる「共に生きる」の根幹です。共感力が高まれば相手にとって良いことは何なのか、そのためにどんな介護をすれば実現できるのか?その好奇心こそが次の介護につながります。
オムツ0や機械浴0の取り組み、様々な工夫はそうしたマインドから生まれました。
勤続年数によって給与が上がるのではなく、
学びを軸にした給与体系へ。

「従事者の資質専門性の向上」をグループの方針として掲げており、常に誠意をもって質の高いサービスが提供できるようにするため、研修を重視しています。新卒1年目の方を対象に行なうフォローアップ研修や、1~2ヵ月に一度トピックを決めて行なうスキルアップ研修などは、その一環。こうした研修を重ねて現場に活かすことはもちろん。人事制度としても学びが軸にあり、一人ひとりの等級に応じて給与水準を設定し、その等級が上がるにつれて給料もアップするような仕組みを取り入れました。こうした介護への追求にはモチベーションへのサポートも必要と考え仕組みづくりが重要と捉えています。

介護に関わる現場はケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、栄養士など多角的な分野で介護に取り組みます。元気村の教育の仕組みとして自己の専門職を高めることと、異なる分野での学びを得ることも推奨しています。
他分野での理解が高まることで介護の現場を多角的に捉えることができ、チームワークも円滑化。シフトの組み方も柔軟に行える無理のない働き方につながります。